クリスマスボウル結果 (2008年12月23日)

早稲田大学高等学院ベアーズが出場した全国高校アメリカンフットボール選手権が行われました。2年連続で同じカードとなったこの試合。史上最強とまで言われていた大阪産業大学付属高校との一戦は、前半0−20とリードされながらもジリジリと迫り、残り1分20秒で21−20の逆転。しかし、ここで焦りからキックのミスで好位置からの攻撃を許し、ランで進まれた後、スペシャルプレーで再逆転TDを許し、劇的な幕切れとなりました。選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。いつも同じグランドで練習をしていて、とても大人で、強い皆さんを応援していました。来年の活躍を祈念いたします!ワセダクラブも来年もよい年にしましょう!第39回 全国高校アメリカンフットボール選手権大会 決勝戦クリスマスボウル」  2008年12月23日(火・祝) 王子スタジアム兵庫県神戸市)1Q 2Q 3Q 4Q 計大阪産業大学附属高校 (関西代表) 13 7 0 8 =28早大高等学院(関東代表) 0 7 0 14= 21大阪産業大学附属高校が 2年連続7回目の優勝★優秀選手 最優秀ラインマン賞(安藤杯) 大阪産業大学附属 #55 武知 現大 最優秀バック賞 (三隅杯) 大阪産業大学附属 #22 井上 周 敢闘賞 早大高等学院 #52 小松原 健★主要なチーム記録−大阪産業大学附属− 早大高等学院第1ダウン −16回−15回総獲得ヤード −308ヤード−235ヤードラン獲得ヤード− 291ヤード−99ヤードパス獲得ヤード− 17ヤード− 136ヤードタッチダウン−4回− 3回PAT(1点)−2回− 3回PAT(2点)− 1回− 0回ボール所有時間−22分44秒−25分16秒★得点経過チーム クォーター 時間 プレー PAT大産大附 1Q 1分47秒 #22井上 7ヤードラン キック成功大産大附 1Q 3分46秒 #22井上 62ヤードラン キック失敗大産大附 2Q 0分8秒 #10荒木 5ヤードラン キック成功早大学院 2Q 6分26秒 #11高嶋→#6大野 15ヤードパス キック成功早大学院 4Q 5分38秒 #11高嶋→#3清水 10ヤードパス キック成功早大学院 4Q 10分40秒 #22小林 37ヤードラン キック成功大産大附 4Q 11分47秒 #22井上 14ヤードラン プレー成功★試合概況 試合開始早々から井上のランを中心に攻撃力全開の大産大附は、4分も経たぬうちに13点をリードし、一方的展開になるかと思わせる。攻守ともに早大学院を圧倒する大産大附は第2Q早々に3本目のTDをあげてその差を20点に広げる。しかし、このあたりから早大学院が徐々に反撃を開始。2度の第4ダウントリックプレーを織り交ぜてドライブを続け、ついに高嶋のパスで1TDを返し前半を終了する。 後半になると、QB荒木を負傷で欠く大産大附が攻撃のリズムを崩したのに対し、早大学院がじわじわと試合の主導権を握り始める。第3Qはお互い譲らずに終了するが、第4Q半ばにパスで1TD差にまで詰め寄った早大学院は遂に試合時間残り1分20秒に、パスキャッチしたレシーバーからのトスを受けた小林がサイドライン際を独走、キックも決まって大逆転を果たし、試合は決したかに見えた。しかし最後まで諦めない大産大附は井上のランを繰り返し、遂にタイムアップまでわずか13秒のところで井上がエンドゾーンに駆け込んだ。 まれに見る好試合を展開した両校に満員の観客席から惜しみない拍手が送られた。当日の様子(下記のような報道がされています):・関東高等学校アメリカンフットボール連盟 http://www.ne.jp/asahi/high/football/時事通信 「早大学院、雪辱目前で涙=アメフットクリスマスボウルhttp://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2008122300337朝日新聞 「大阪産大付、7度目優勝 アメフット クリスマスボウルhttp://www.asahi.com/sports/spo/OSK200812240018.html・読売新聞「<高校アメフト>大産大、逆転で連覇」http://osaka.yomiuri.co.jp/sp_others/20081224ks03.htm