5月3日(祝) 早慶戦


昨年同様、早慶アメリカンフットボール対抗戦にて、小学生の部門においてもフラッグチームの試合が組まれました。
今回で4回目の対戦です。
過去早慶戦では勝ててこれなかった強豪の慶應がんばって挑みました。

昨年からの選手も、今年から参加の選手も全員出場しました。

昨年からの選手はどのくらいうまくなれたかをはかる機会、今年からの選手たちは練習を開始して通算でも6回という短期間ですがフラッグフットボールの試合というのはどういうものか、を体験する機会になりました。
結果は、残念ながらスピード、技術とも上回る慶應に苦戦を強いられ、敗退しました。

選手からでた感想は、以下のようなコメントでした。

・自分のやるべきことをできなかった。
・相手のスピードが速かった。
・少しずつ失敗してしまった。

ただ、同じ年齢の選手たちと対戦しているわけですから、大きな差があるわけではなく、どうしてこういう結果になったのかを反省しなければいけないと思います。

練習にいどむ姿勢、自分たちが何をすればいいのかをしっかり意識して謙虚に取り組んでいるか、、、が問題です。
練習でやっていないこと、できていないことは急に試合でできません。

・自分たちがやらなければいけないことをしないでいたために、”できなかった”。
・自分たちは(根拠なく)できるんだ、強いんだ、と思っていたら相手のほうがずーっと強くて、自分たちは”遅かった”。
・普段から意識して取り組んでいないことはできない。

と考えましょう。

また、試合のみならず、観戦時にいくつかふさわしくない行動があったと思います。
何事にもマナーがあります。
ましてや一旦ワセダのチームに参加し、ましてやユニフォームを着た以上は、ワセダを代表しています。
しっかりと自覚をもちましょう。
ご父兄の皆様におかれましてもご指導の程、お願い致します。



ただ、よいプレーも随所にみられました。
全員が出場できたこと、その中でも頑張って一試合行えたことはとてもよかったと思います。
何より早慶戦という独特の雰囲気の中、すばらしいフィールドで試合が出来たことはとてもよい経験だったのではないでしょうか。

今後も皆気づいた反省点を克服し、強い相手にも勝っていけるようがんばって練習していきましょう!



2007年05月03日第55回早慶戦 結果

フラッグフットボール
●Primary(低学年)
ワセダクラブ テディベアーズ 0 6 6
慶應義塾幼稚舎ユニコーンズ 26 21 47
●Kiddy(高学年)第1試合
ワセダクラブ テディベアーズW・A 13 13 26
慶應義塾幼稚舎ユニコーンズA 20 7 27
●Kiddy(高学年)第2試合
ワセダクラブ テディベアーズS・E 8 6 14
慶應義塾幼稚舎ユニコーンズB 24 12 36


◆高校戦
早大学院 13
慶應義塾 14

◆大学戦
早稲田大学ビッグベアーズ 0 14 7 3 24
慶應義塾大学ユニコーンズ 0 0 14 0 14

カーム・コーザ杯 早稲田 QB 井上 友綱
ジョセフ・レスティック杯 慶應 QB 青樹 礼生






◎Primary(低学年)

Primary(低学年)は、ほとんど2年生、1年生のまだまだ経験のない選手が中心で、どうしても差があったと思います。
そんな中でもよいプレー、練習の成果は随所にでました。
上記のとおり、まだまだなんだ、という点が多くわかりました。
がんばって強くなろう!

五味


残念な結果となりましたが、練習量の少なさが大きかったと感じました。試合勘、ゲームスピード、勢い、全てにおいて相手が一枚上でした。
しかし、その差を自覚できました。今後は、それをバネにレベルアップを目指したいと思います。
Dチーム(4月から入部した1年生を中心とした選手たち)は、TFPの際に出場しました。
結果は4回中2回は阻止できました。1度は相手のパスミスで救われましたが、2回目はそれぞれの守るべき役割を果たし、フラッグを獲る事に成功しました!
短期間でも頑張った成果が出せました。
がんばって上達していきましょう!

内藤



Bチームは、Playの数、positionは限られましたが、OffenceにもDefenseにも7名全員が出場しました。
良かったことは、皆、積極的にplayしたこと、
試合に集中し、他のmemberが出ている時も自分たちから応援していたことです。
しかし、練習の際に繰り返し言っていたことができなかったことが反省点です。
特にDefenseで、「先ず真っ直ぐ行ってから、横に動く」ことができていなかったので、すれ違い、deflag missが出てしまいました。
昨秋、対戦した時は、さほど大きな差は感じませんでしたが、今回の試合ではBだけではありませんが、大きな差が感じられました。
練習量の差と言えば、それまでかも知れませんが、ひとつひとつの練習へ集中して行くことを積み重ねて行くしかないでしょう。
warming up menuとして、やっているform runningや、agility drillひとつひとつを大事にやっていく。
coachが言っていることを信じて、やっていってくれればと思います。(coachが言う通り、やって負ければ、それはcoachの責任ですから・・・)
愚痴っぽくなってしまいましたが、小員、正直に言って非常に悔しいのです。
(選手の皆さんも悔しかったと思いますが、その気持ちを持ち続けて欲しいと思います。)
「Enjoy Football」の為には、強くなり、試合に勝つことが必要だと思います。
選手の皆さんと一緒に練習して、強くなりたいと思います。

小暮



Cチームも、まだ3回しか練習していなかった選手含め全員出場しました。
試合前の練習でも、走るコースが違ってたり、パスのコースが違ってたりしました。
選手自身が感じたように、相手とスピードの差がありましたが、これは走るスピードよりも、プレイの精度の差が大きいと感じました。
ハンドオフで止まってボールをもらっていたり、守備で詰める方向が違っていたり、まだまだ基礎ができていませんでした。
まず基本的なことをきっちり出来るように、これから練習して行きましょう。

中田






◎Kiddy(高学年):

Kiddyy(高学年)は、今年から2試合行うこととなりました。


○W・Aチーム

ワセダクラブ高学年W・Aチームは、慶応幼稚舎ユニコーンズの5−6年生を中心としたチームと対戦しました。
この慶応チームは少人数ながらも低学年時代からほぼ同じメンバーで戦ってきたチームで、タイミングの早いランプレー、ロールアウトからのラン・パスなど個々人のスピードを活かした完成度の高いチームです。

試合は慶応が先取点を奪うとワセダが追いつく展開で、前半はワセダ13−20慶応で折り返し。
後半早々ワセダがTDを返し20−20の同点。
終盤に入り慶応にTDを奪われTFPも決められ7点差。
残り2分をきって攻撃権を得たワセダは、残り9秒でTDパスを通し26−27の1点差に詰め寄り、逆転勝利を狙い2ポイントコンバージョンを選択。
残念ながらパス失敗で1点差で負けてしまいました。

試合前に選手一丸となって「取られても、とことん取り返す」「前半後半2回ずつ相手の攻撃を止める」ことを誓い合って試合に臨みました。
確かに「取られても取り返す」執念がこの日のみんなにはありました。
しかし、試合を決めたのは、フラッグプルのイージーミスが連続し、みすみす与えてしまった前半のTDが最後まで響きました。残念。

とっても悔しい試合でしたが、こからの春シーズン、秋シーズンにこの悔しさをエネルギーに変えていきたいと思います。
ご父兄や関係者の皆様、温かい応援ありがとうございました。 

江崎



○S・Eチーム

4年生を中心としたS/Eチームは慶応の4年生チームと戦いました。
天然芝の素晴らしいグランドでの試合です。
初めて試合に参加する選手はもちろんですが、みんな試合の雰囲気になれるまでに時間がかかったようです。
前半は24対8で終了。点差は開きましたが、随所に良いプレーもありました。
特にポント・アフター・タッチダウンはみんなの力が一つになって止めました。
後半に入り、段々とペースが掴め、ランニングプレーも両サイドを大きく使えるようになりました。特にパワーからカットを踏みながら自主的にオープンの穴を狙って走って大きなゲインをした選手もいました。
残念だったのはパスプレーでした。2度〜3度のチャンスがあり、フリーになったレシーバーが緊張からか、簡単なボールを落としてしまいました。
後半の結果は12対6。1本差でした。

試合に負けて悔しい日でしたが、
初めて試合に出て「面白い」と感じてくれたら、
ミスをして「次は頑張るぞ」と感じてくれたら、
もう次の試合に向けての準備はOKでしょう。
「練習で出来ないことは試合では出来ない」ということを頭に入れて、キャッチボールから、毎回の練習を真剣に、大事にやっていきましょう。

近藤






チーム入場。

Van Halen の”Dreams”の曲をバックに全員で入場しました。






試合後の反省会です。

がんばって成長していきましょう!