NFLフラッグ北地区大会:ジュニアベーアーズS

■1回戦 vs 早実

「はたして自分たちの実力がどこまで通用するのか?」そんな不安を胸に、早実中の2年生で編成されたチームに胸を借りるつもりで試合に臨みました。ところが試合開始直後のシリーズでTD。TFPも決まり緊張がとけると同時に「いける!」と思ったのか、選手たちは伸び伸びとプレーを楽しんでくれました。その後も2本TDをあげて前半は20対0で折り返し。ハーフタイムで「もう一度、頭の中を0対0に戻し、プレーブックに忠実に各自が役割をきっちり果たそう」と確認し合い後半へ。後半も選手たちはフィールドを大きく使いながらTDを重ね、終盤に2TDを許したものの45対12で勝利しました。

フラッグプルの甘さやショートパスのイージーミスなど反省点はありましたが、まずは1勝。選手たちには何よりの自信になりました。

■ブロック準決勝 vs 足立学園A

対戦相手の足立Aは1回戦で電気大中学Bを70対0で完封した強豪チーム。体格、走力、パスのスピードとキャッチの正確さで終始圧倒されてしまい、格の違いを見せつけられてしまいました。結果は7対48。ただ、収穫もありました。前半の数シリーズと終盤にはオフェンスでゲインを重ね、何度かゴール直前まで攻め込むこともできました。自分たちのリズムでミスなくやれれば、歯が立たない相手ではないということ。

結局、足立Aは決勝戦早実Aを51対0で完封し優勝。唯一の得点を奪えたというのもほんのちょっぴりの自信になりました。

【大会を振り返って】

試合に向けた準備も含めこの大会で得たものはたくさんありました。中1の2人は6年生をうまくリードしチームをまとめてくれました。チームワークの大事さをあらためて感じてくれたと思います。また、6年生の選手達はいつものルールとは違ったものの、各自がしっかりとプレーブックを読み込み、ルールの勉強もできていたと思います。試合中に選手同士でルールやプレーを確認し合う姿は今までよりひとまわりたくましく見えました。中学生のスピードを体感できたこと、中学生相手に勝利した自信を、次のドリームカップに活かしましょう。

たくさんのご父兄のみなさん、東伏見での練習を終えて応援に駆けつけてくれたテディベアーズのみんな、応援有難うございました。

江崎