2006年度 関東選手権(Primary) (12月3日) 試合レポート (2)



<Primary B>

○ 富士通カーディナル戦 26-26 得点者数同点(3人)によりタイブレーク 3-2

試合開始から2シリーズ連続タッチダウントライフォーポイントも決まりオフェンスは良い出足。
しかし相手のオフェンスも速く、TDをとりかえされます。
後半は、ラスト2分からの時間消費がうまくいかず、終了間際で追いつかれてしまいました。

延長戦で5ヤード前からのタイブレイク。ワセダは後攻。
守備が先にTDを取られて、絶対絶命。攻撃がTD取れないと負けてしまう。

何とかTDをとる。

今度は守備が止めてくれた、これを入れると勝ちだ。
しかし、相手も必死で止めてくる。
ハドルでの選手の緊張感も高く、サイドラインの声援もすごい中で、毎回「絶対取るぞ」と気合を入れてハドルブレイク。

これを5回も繰り返して、ようやくの勝利。
皆、ギリギリの状況で本当によく頑張りました。



● RFC戦 24-32

前の試合に続いて、第二試合。
相手のディフェンスが変則の3−2体系。
パスで攻めようとしましたが、相手はマンツーマンでピッタリカバーしてきます。
惜しいパスがキャッチできない。
スペシャルプレーもファンブルでうまく行きません。

ハドルの中では、「フックの方が捕れそう。」「でもパスは難しい」「やはり、ここはQBの走りにまかそう」
等と、選手が積極的に発言するようになりました。

フェイクをいれないQBスイープ、パスと見せての決めうちスクランブル等、即席のプレイコールを混ぜて、「これは、絶対出るぞ」とハドルブレイク。
何とかTDを取りますが、最後追いつけませんでした。

フットボールはミスの少ない方が最後に勝ちます。
普段の練習から集中してミスをなくしましょう。
しかし、2試合連続で疲れきってるにもかかわらず、選手全員が最後までよく頑張りました。
ナイスゲームだったと思います。


中田




試合前の練習でPrimary-Aと決勝を戦うことを誓い合い、第一試合へ突入。

第一試合:富士通Cardinal
試合開始からOffenceが2series連続でTDし、気持ち的には楽に入ることができた。
しかし、徐々にこちらの弱点を見透かされ、Gain、得点を重ねられる。
相手のBlockがきれいに決まり、また、Careerの個人技もあり、試合終了間際、26-18からTDを決められ、更に2points conversionまで決められ、同点に。
この際のCB(外のPlayer)への指示が不明確だったのが、追い付かれてしまった原因です。
申し訳ありません。

両者、得点、得点者人数とも一緒だった為、Tie Break systemへ。
普通にやれば、Try for Point(s)の1point conv.を止めるだけですから、特に同じ相手に前半はできていたことです。
が、2points conversionを決めて勢いに乗る相手が先攻。
最初に決められ、祈るような気持ちでOffenceを見る。獲った。
獲られたら、獲り返し、止めたら、止められと同じことを繰り返し、ついに五回目。
こちらが止め、後攻のOffenceが獲り、準決勝進出へ。

シビレル試合でした。勝てたから良かったと思いますが、試合時間の使い方もそうでしたが各選手への指示徹底等、benchで改善すべき点がある試合でした。
選手の皆さんが非常に頼もしく見えました。

第二試合(準決勝):Rikkio Football Club
この試合も先ず、Offnceが先制してくれました。
が、直ぐに取り返され、TFPも許し、逆転されます。
相手は、wishbornからのpower playが中心。中のplayersがうまくcontrolされてしまい、なかなか止められません。
一発long gainはないものの、ジリジリ追い詰められ、得点を重ねられてしまいました。
一旦、2TD差(14points)まで離されてしまったものの、Offenceの踏ん張りで、1TD(8points)差で終われたのが不思議なくらい、Defenseの観点からだた、うまく試合をcontrolされたimageが残っています。
この試合では、ずっとLeadを許していたこともあり、本来であれば、公式戦としては、最後になるので、2年生のPlayersをもっと出すべきだったかも知れません。
いずれにせよ、出場していたPlayersは、粘り強く最後まであきらめず、頑張ってくれました。
Controlされてしまうことが多かった中のPlayersも、Loss tackle(Loss deflag)を何度かしてくれました。
負けてはしまいましたが、皆さん、来期は、Kidsに入ってもきっと大活躍してくれることを期待させる動きでした。

小暮 拝




<Primary B>


<Primary B>



<Primary A>

● シーガルズA戦 25-30

いよいよ関東選手権です!
強豪シーガルズAは、よく訓練されていて隙のないチームです。
オフェンスは、走力の高いRB、QB、そして適切なブロッキングとランニングコースの取り方、、、すべてよく理解した上に実行力のあるチームです。
ディフェンスも穴がない!判断よく、また動きもとてもよいです。
ワセダクラブも本当に強くなり、チームワークもとてもいいチームです。
これまでの敗戦は圧倒的な実力負けはなく、基礎技術や試合中の判断ミスをうまくつかれての接戦をものにできなかった、、、と分析します。
したがって、当然接戦が予想されましたし、ミスのしたほうが負けです。
その点を留意するよう試合前の練習から、強化すべきブロック、長いパス、チームディフェンスの動き方を確認してのぞみました。

思ったとおり一進一退。
最初の相手オフェンスをゴール前でとめ、士気あがるなか攻め込みましたが、こちらもあと一歩及ばず無得点。
返すディフェンスでは、よくしのいだのですが、パスをナイスキャッチされて得点を許します。
しかし、カウンターランでのロングゲイン、スーパーキャッチでおいつき、でもまた追いつかれ、、、といった展開が終盤まで続きました。
お互いに堅いディフェンスで、時間の消費がポイントになってきました。
途中、この日何回目かのQBのカウンターランで一気に得点され逆転を許します。
残り時間も少なくなったところで最後の攻撃。堅いパスディフェンスに阻まれますが、敵陣に進みます。のこり4秒で急いでパスプレー。前半にあったスーパーキャッチを狙いますが失敗して試合終了。。。

よくがんばりました。
本当によくやりました。ナイスゲームでした!
いつもいっている、
元気よく!自分の役割を果たす!最後までやりぬく!
は、ほぼできていたのではないでしょうか。
我々が強豪ゆえにシーガルズも疲れきっていました。

しかし勝負は勝負。
残念ながらミスが少なかった相手が勝ち、この点で劣ったと認めざるを得ないと思います。
コーチの指導に課題を残しました。普段からもっと意識つけるようにしたいと思います。

もうほんのあと一歩でしょう。
しかしこの一歩は大きな一歩かもしれません。
今年1年のフラッグフットボール技術・チーム力は、本当に大きな成長を遂げました。
が、この一歩が加われば大きな成功体験、達成の経験は(おこがましいですが)選手皆さんの人間の成長になると思います。(私もしかりです)
残りの練習、練習試合でもう一段のぼり、来年に向けて取り組んでいきたいと思います。

選手の皆さん>
このチームの選手はグッドプレーヤそろいでした。
実直に素直にフットボールを練習し、うまくなりました。そして本当に楽しんでいました。
担当コーチになれて本当によかったです!
これからも楽しくがんばりましょう!

そして、ご父兄の皆様、
応援、ご支援、まことにありがとうございました。
至らぬところをフォロー、ご理解いただきましたことありがたく、改めまして御礼申し上げます。


五味